渡部健や彼の行った行為についてはもう説明もする必要がないほど、メディアでは叩かれまくった一件でしたね。トイレでの行為に関しては正直あまり興味も沸かないのですが、批判があって当然のことでした。その後の記者会見でも叩かれたという印象しかないですし、周囲からもいい話がないなんていう報道まで出てしまい、この人はもう芸能界への復帰はしばらく難しいのかもしれません。

そんな状況の中、またあらたな記事を見つけました。



こちらの記事は要するに「お金をもらっていないことが胡散臭い」「豊洲市場で働くことを禊にするな」 といった渡部健であれば何を書いてもいい、というような姿勢が見え隠れするのがとても気持ちの悪いものになっています。最後に書かれた以下の文章を読んでみましょう。

話題になるものはなんでも取り上げるのが週刊誌の性(さが)。本当に働いているのか、そしてどのように働いているのかを撮るのも仕事である。

これが全てを物語っています。要するに売れればなんでもいい、という姿勢ですね。取り上げる価値があるかどうかは置いておいて。これって本当に健全なメディアのすることでしょうか?豊洲市場の一般人が入れないような場所にまで、「取材」という名目で入り込んでしまったり、駐車場に長時間居座ったりなど、市場で働く人のことを考えていないのはいったいどちらなのか、というブーメラン記事です。
以前の森元首相の発言でのメディアの報道もそうでしたが、「何か失敗をした有名人は何を書いても許される」という風潮は、正直不快でしかありません。批判といじめの境目が難しいところではありますが、反論できない・反論しづらい相手に批判とは全く関係ない部分を叩く手法は、そろそろやめたほうがいいのではないでしょうか。