私たちLGBTQに括られる人間にとっては、またしてもがっかりするニュースが。それがもちろんこちら。


こちらの法案は、自民党は理解促進にとどめておきたいということで、そもそもの差別反対という文言を入れることを渋っていたというところです。

これの何がひどいかというと、山谷えり子元拉致問題担当相の「体は男だけど(心は)女だから女子トイレに入れろと意見書を出したり、女子陸上競技に参加してメダルを取ったり、ばかげたことがいろいろ起きている」という発言。ということはこれが原因で差別をしていいですよ、という事なんでしょうか。

こちらの記事はさらに踏み込んで書かれています。

こちらの中で非常に引っかかっている部分がこちらです。
また「差別は許されない」の一文は立民への配慮で追加された。ただ、「許されない」との表現では、これを元に訴訟が乱発する可能性もあるとして、自民党内には「差別はあってはならない」などに改めるべきだとの声がある
訴訟が乱発する可能性があるから?どういうことですか?と。

トイレや銭湯の問題ですが、現在トランスジェンダーの方々はトイレはいわゆるバリアフリートイレを利用し、銭湯にわざわざ行くという方はほとんどいないと聞きました。また、そこで痴漢やわいせつな目的で入るのはほとんどがシスジェンダーの男性(つまりストレートの男性)とのことです。トランスジェンダー女性の方は性自認は女性なのですから、そこでわいせつ目的というのはあまりないのではないでしょうかね。(もちろんトランスジェンダー女性でレズビアン、という方はいるかと思いますが、そういう方が銭湯に行くか、というと先に述べたように恐らくあまりないでしょう。)

つまり先に山谷えり子議員の心配されていることは、そもそもシスジェンダー男性の問題であり、それをLGBTの問題へのすり替えではないかと思ってしまう訳です。シスジェンダーの方々がそれに乗っかれないよう法整備などを行うのが議員の方の仕事のはずです。それを放棄するかのような発言をするのであれば、議員なんかやっている価値はないでしょう。

ちょっとこれまでになく頭に来ているので、乱文ですがこのまま投稿しちゃいます。あとで恥ずかしくなる文章になりそうですが。